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Miyabi Lifestyle Blog

M.P.C ~it's not fan to be life. ~

2017年都市ガス自由化が始まる!?

情報 お金

どうも、おはこんばんにちは。

みやびです。

 

夏の暑さが日に日に増して、冷房がフル活動する時期が早まりそうですね汗

僕も、汗だくで仕事してます。(嘘)

 

今回は電気代ではなくガス代に注目していきます。

 

4月から新生活も始まり、今月は6月の中旬に差し掛かろうとしています。

家賃以外にも、光熱費や水道代含めいろいろと一人暮らしを始めた若者には頭を抱え、夏が始まりさらにお金がかかってきますね。

 

2016年4月からの電力小売自由化を前にして、いよいよ顧客争奪戦が激しさを増しているが、1年後の2017年4月からは都市ガスの小売自由化もスタートすることはご存知でしょうか?

今までは、都市ガスを使うには何も考えずに「その地域のガス会社」と契約をして、料金を払ってガスを使っていました。

 

例えば東京23区なら東京ガス京都市なら大阪ガス、といった具合に、その地域のガス供給を独占しているガス会社が存在していました。

これは国民にガスを安定的に届けるために「ガス事業法」という法律によって定められていたことなのですが、これが自由化によって大きく変わります。

 

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2017年4月から都市ガス会社が選択できるようになる

現在、一般家庭で使用しているガスは「都市ガス」か「LPガス(プロパンガス)」がほとんど。

LPガス市場はすでに自由化されており、ガス会社を消費者が選択できる仕組みができている(現実には選択肢が少ないケースもあるが…)。

一方、都市ガスは東京ガス大阪ガス東邦ガス西部ガスといった地域ごとのガス会社が独占的に供給を担っている。

しかし、2017年4月からは都市ガスにも新規ガス小売会社が参入し、一般家庭でもガス会社の選択が自由にできるようになる。「電力小売自由化」から遅れること1年で、「都市ガスの小売自由化」が実施されるのだ。

都市ガス自由化の仕組みは電力自由化と同様で、新規参入会社も既存のガス管を利用してガス販売を行うことになる。

ガス管の保全・管理や、トラブル時のサポートは既存の都市ガス会社が担う予定だ。

ガス管の利用料金など自由化の詳細ルールは政府の委員会で検討されている最中だが、電力自由化の動きを考えると、今年の秋から2017年の年明け前後には、新規参入会社の顔ぶれや料金&サービスの詳細が明らかになるだろう。

 

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料金低下とサービス向上が狙い

これまでは、その地域に存在する「唯一のガス会社」と契約する以外に選択肢はありませんでした。

しかし、自由化によって地域のガス会社以外にも「選択肢」が生まれます。

当然、会社ごとに料金やサービスが異なりますから、業者間での競争が生まれます。

この競争による料金水準の低下や、サービスの向上がガス自由化の狙いねんです。

 

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ガス管は共同利用

新規参入が増える、と言われるとガス管を新たに敷くために、そこら中で道路工事が始まるのではないか、と心配する人もいるでしょう。

 

ですが、そうはなりません。

 

ガスが自由化されると、全てのガス会社が、これまでに敷かれたガス管を共同利用出来るようになります。ガス管の所有はこれまでの地域のガス会社のままで、新規参入業者は地域のガス会社に「託送料金」というお金を払って、ガス管を使わせてもらう形になります。

 

もちろん、自宅のガス管もそのままです。

 

共同利用とは

これまで東京ガスのガスしか通っていなかったガス管に、新規参入のA社やB社など色んな会社のガスが混じって通ってくるというイメージです。

 

ガスは規格が決まっているため、同じ規格ならどこの会社のガスでも同じなので、色んな会社のガスが混じっても問題ありません。

 

ちなみに、既に大口向けのガスは自由化されています。

 

その関係で、例えば関西電力のガスが大阪ガスの管を通って一部の工場などに供給されています。でも、何も問題は起きていません。

 

新規参入の業者は、自社のお客さんが使うのと同じ量を「ガス管」に流します。

そうやってガスを「供給」します。

 

このような仕組みなので、例えば「今使っているガス会社のガスなんか使いたくない!」と言って他社に乗り換えた場合でも、実際にご自宅に届くガスには、これまで使っていたガス会社のガスも大量に混ざっています。お金を払う先は変わりますが、私たちにとっては書類上の違いでしかありません。

 

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ガス料金が下がる

これまでのガス料金は、かかったコストを積み上げ、更にガス会社の利益を上乗せして決定していました(総括原価方式) 料金決定には経産省の認可が必要ではありますが、かかったコストをほぼそのまま顧客に転嫁できる、となるとコストを下げる努力が本気で行われていたのか怪しいですよね。

 

自由化後は料金が高ければお客さんに逃げられてしまいますから、無駄なコストを掛けられなくなります。

 

ガス会社が本気でコスト低減に取り組むことで、ガス料金の値下げが期待できるというわけです。

その代りデメリットも存在します。

 

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価格が不安定になる!?

冒頭では価格が下がる、と紹介しました。

確かに掛かるコストを削減することで料金水準の低下が期待されますが、「削減できないコスト」もあります。

 

例えばガスの原料であるLNG液化天然ガス)の価格は、ガス会社の意思とは関係なく変動します。

 

先に自由化が進められた欧米では、ガスや電気の料金は国際的な燃料の価格に強く連動するようになり、エネルギー価格の上昇する局面では料金も大きく上がるようになりました。

 

自由化しても選べない地域もある

上でも述べたとおり、ガス会社同士の接続があまり活発ではありません。

しかもガス会社は全国に200社以上が点在し、中小の会社が多いです。

 

東京や大阪といった主要エリアでは「選べるガス会社」がたくさんあるのに、地方に行くと選択肢が全くない、という事態になることが予想されます。

 

これまで使っていたガス会社を引き続き使えばいいだけの話ですが、せっかく自由化するのに「選べない」のでは残念ですよね。


地方のガス会社は経営体力が乏しく、また老朽化したインフラを抱えているところも多いです。

新規参入が無いということも相まって、参入業者が多い都市部との間で料金格差が拡がっていくことも考えられますね。

 

4月からの電力自由化で、電力会社をどうするか迷っている家庭も多いかもしれないが、1年後には新たな競争が起こりそうなことも、頭の隅に置いておくほうが良さそうです。

 

今後「ガス+電気+アルファ」で現状よりも条件のいいセット割が登場したときに、乗り換えられる余地を残した選択が良いと思う。

 

bye!!