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Miyabi Lifestyle Blog

M.P.C ~it's not fan to be life. ~

お金を生命で買うという生き方


こんにちは!
つい最近パスモだとかスイカだとか流行ってるよね!電車乗るときやバスに乗るときに使うやつ!
今日は何気ない身近なお金の話をするよ。

現在、紙という実態すら持たない、電子情報「ビット」に進化したんだよね。
つまり今やお金は燃やす事も、壊す事もできない、そして朽ち果てる事もない、永遠に近い不変性を手に入れたという事なんだよね。
それによってこれまで人間にとって道具でしかなかったお金は、誰にもコントロールできないほどの巨大なパワーを手にしてしてしまったんだ。

あべこべな世の中

僕たちは、そのビット化したお金を手に入れるために生き、お金が無ければ死ぬのような錯覚に陥りました。そして、本来僕たちを豊かにするための道具でしかないお金を手に入れるために、僕らの持つ猷逸の財産である「生命(時間)」を交換に使うという、あべこべな状況に多くの人が陥ってしまったのです。

ポジティブお金観を持たずに、たとえば「時給○○○円」と言う仕事になんの疑問も持たずにいると、それは単に自らの生命(時間)をお金という便利な道具を手に入れるために交換しているのと同じです。

なぜ、このような事になってしまったのか?

僕たちにとって盲点だったのは、お金に近い不変性を与えて、最高に便利な道具にしてしまっても肝心のそれを扱う僕たち自身の生命に限りがあるという点でした。先述したとおり、お金は、いつまででも持つ事ができます。
しかし、僕たちは持てない。
大抵80年もすればこの世界から消えて無くなるからです。

この状況がいいとか悪いとか、そのような事を話したいわけではなく、ビット化したお金のおかげで、銀行預金にある程度の数字が羅列さえされされていれば、今や世界中のどこにいても好きな服を買って、美味しい食事ができて、好きな宿に泊まる事が出来ます。

この様にお金の道具としての利便性は増し、お金は借りたら利子を払うものというシステムにも、もはやうたがいを挟む余地すらなくなりました。それゆえに、お金が自己増殖する仕組みにも歯止めがかからなくなったのです。

ノーベル賞の賞金がいつまでもなくならない理由

実際に、所有していたはずの人間が死んでしまったとしても、その人の名義で銀行に預けられているお金は増え続けています。
例えば、かの有名なノーベル賞も、1890年代にアルフレッド・ノーベルが残した莫大な資産をもとに運営されています。

現在、日本円に換算して400億円以上とされているその基金が、仮に年10%運用され、利益を上げられるとした場合、年に30億円〜40億円近い資金が生まれます。

これがノーベル賞の賞金となるのです。

様々な形で、実態として何の価値も存在しないお金を増やす事ができるようになった社会。
もはや世界中の多くの人が、現在世界にある実態の価値と流通しているお金のバランスを正確には把握していないと言えるでしょう。

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信用創造」が孕む致命的な欠陥

ただし、この信用創造という仕組みにも大きな弱点があるのです。
先ほどの一億円分のお金に対して、三億円分のお金が発行された世界で、或る日突然、金の預かり証を持っている人の50%が、何かの理由で「本物の金と交換してくれ」と両替商を訪ねてきた時ます。

両替商の倉庫には、合計1トン、一億円分しか金はありません。
しかし、交換を要求されている預かり証の金額は合計1億5000万円分。
金が足りない。
そこで、両替商は慌てて、他の両替商に金を借りに行ったり、てんやわんや。
とてもその日に全ての預かり証と金の交換に応じる事はありません
すると翌朝、こんな噂が街中に広がります。
「あの両替商の預かり証を、持っていっても金にはかえられないらしい!」。
となれば、それまで交換の媒介物として活躍していた預かり証は途端に信用を失い、紙切れと化す。

これと同じことが金融危機と呼ばれている出来事の中でも起こっているんだね。

そもそも、本来実物としてどこにも価値が存在しないのに、レバレッジデリバティブ(金融派生商品)」と呼ばれる信用創造の手法を用いることで、帳簿上のお金だけがどんどん増えてしまいます。

皆が利益を上げている間は問題ないのですが、何のきっかけで不安になり、安全な資産を求めて一斉に売りに走ると、それに変わるだけの価値ある実物がないのですから、多くの人が大損をし、結果、資産が調達できずに倒産するといった事態に陥るのです。

あのリーマン・ショックもそうだよね。

当時、世界の金や株式、債券、不動産など実体のある市場の合計が約1京3000兆円だったのに対し、帳簿上にだけ存在するお金「店頭デリバティブ」の想定元本合計は4京9300兆円に及んだというのです。

結果、リーマンショックは単なる一投資銀行の倒産ではなく、現在の世界のお金というシステムの崩壊の意味する出来事となりました。

これが、価値あるものとの結びつきを失い、紙切れとなったお金によって成立している、現実の世界の危うさでもあるんですよね

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bye!!